「秋鬱」に立ち向かう貴方へ、知っておくべき秋鬱の正体とその対策！！
9月の秋分の日を境に夏の陽と秋の陰が入れ替わります、気温がどんどん下がって過ごしやすくなりが、日没もどんどん早まっていきます。 夕暮れがどんどん早くなり、植物も葉を落とすため、もの悲しい気分になります、加えて陰の気が増えて気分も落ち込みやすく鬱っぽい状態になりやすい季節となります。
イチョウの葉も黄色くなり始めたました、もうすぐに落葉するでしょう。
この様な時こそ気を充実させて、巡りをよくすることが大事です、食養生に加え、運動でも心身のリフレッシュをはかりましょう。 生活のリズムも陰が増えるこの季節も合わせて見直したいものです。 中国の昔からの言い伝えによれば、秋の3ヶ月間は鶏のように早く寝て、早く起きるとよい、と言われているそうです。 自然のリズムに合わせた、健康的な生活で心身を健やかに保ち、冬に備えましょう。
寒い冬に備え、秋のうちに気を充実しておくことも大切です。 その気を補う食材の代表が、秋に収穫される、米やキノコ類、いも類などです。 旬の食材には、その季節を健康に過ごすために必要な栄養が詰まっています、気を補うと心の安定を保つことができます。
気を補う食材
米、もち米、 里芋、山の芋、サツマイモ、じゃがいも キノコ類、カボチャ、キャベツ、カリフラワー、栗、白いんげん豆 牛肉、豚肉、豚の骨、豚に胃袋（ガツ）、心臓（マメ）、鶏肉 さば、カツオ、タラ、イワシ、鰻、イシモチ、スズキ、太刀魚、どじょう ハチミツ
気とわ ？？
ここでは、人の生命活動を支える、目には見えない根源的なエネルギーを言う、絶えず動いて、全身を巡っています。 気力の気、元気の気も目には見えませんが、その一つと考えます。 気には、生まれつき親から受け継いだ「先天の気」と、呼吸や食事から摂取する「後天の気」があります。 健康的な体を保つには、気を補って、巡りをよくすることが大切です。 このブログでは「後天の気」を補うための、薬膳をご紹介します。
気分を上げるレシピ！ もち米とハスの実の炊き込みご飯
レシピの効果効能 もち米は、体を温め肺を強化し、悲観的な気分を解消します。 秋になり肺が弱ると悲観的になりやすいので、同じく肺を強めるクコの実、松の実、むき栗、情緒を安定させて気分をよくするハスの実で作る気分を上げるレシピです。 玉ねぎは気や血の巡りを促す働きがあり、気や血の滞りによる肩こりや頭痛の解消に役立つ、また肺にも作用して痰の切れを良くし、咳を鎮める。
材料（4人分） もち米 １カップ 米 １カップ クコの実 大さじ１ 松の実 大さじ１ 玉ねぎ 1個 ハスの実 20グラム むき栗 8個 水 2カップ 醬油 大さじ２
蓮の実 蓮子 漢方薬膳に はすの実 ハスの実 中華食材 中華物産作り方 １ もち米と米を洗う。 ハスの実は30分ほど水で戻しておく。 玉ねぎは大きめのみじん切りにする。 ２ 炊飯器の内釜にすべての材料を入れてご飯を炊く。
私見 私はレシピ同りに作りましたが全体として、少し柔らかくかんじました。 こわいめのご飯がお好きな方は、水の量を1.7~1.9位に調整してみてください。
参考資料及び参考文献 有隣堂 かんたん薬膳 瀧本晴子書 日本創芸学院 菜食薬膳講座 講義資料より
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