ニラは、れっきとした薬草
ニラ には生薬名があります、葉は「キュウ ハク」、種子は「キュウ シ」、と言います。 葉は食用にすると滋養によく、水虫、たむしには、生葉をすり潰したしるをつけると良い。 薬効は、健胃、整腸、滋養、皮膚炎などに良い
ニラを栽培します

ニラ は収穫するまで時間もかかりますし、肥料も必要です、露地栽培ですと、だいたい6ヶ月ぐらいの間隔で3~4年は収穫出来ると思います。

畑に植えました、3~4本まとめて5~6㎝間隔で植えます。
薬膳料理、ニラと大豆もやし、黒きくらげのスープ
ニラの薬膳食材データ 冷えによる不調に強い 体を温める作用が強い食材の代表的なもの。 身体を温め、働きを活発にして、冷えによる不調や、腰痛、下痢、便秘などの改善によい。 特有の香りは、ストレスなど改善し、血行も促進する、加齢による冷え、頻尿、腰、ひざの痛みにも有効である。 但し、ハチミツとニラの同時食はNG、ハチミツがニラのビタミンC等の働きを弱める、また共に便通作用が強くなって下痢になることもある。
大豆もやしの薬膳食材データ 体内の水分代謝に作用して、むくみや二日酔いの改善に役立つ。
黒キクラゲの薬膳食材データ 血を補って、貧血の改善に役立つ。 生理不順や不正出血、痔などにもよく、疲労感や免疫力低下にも有効です。
スープの調理方法

食材(2名分) ニラ………………………1/2束(50g) 大豆もやし………………100g 黒キクラゲ(乾物)……6g しょうが…………………10g 酒…………………………大さじ2 しょうゆ…………………小さじ1 塩…………………………小さじ1/2 ごま油……………………小さじ1 水…………………………2,1/2カップ
作り方 1 キクラゲは水に20分浸けて戻し、石ずきを切り取ってからざく切りにする。 2 ニラはざく切りにし、もやしはできればひげ根をとる。しょうがは千切りにする。 3 鍋にきくらげ、しょうがの半量、分量の水を入れて火にかけ、煮立ったらもやしを加えて5~6分煮て火を通し、酒、しょうゆ、塩をくわえる。 4 3に、ニラを加えてさっと煮る。ごま油を回し入れて、ひと混ぜして火を止める。器に盛り、残りのしょうがをのせる。
参考資料 料理の材料、および作り方 日本創芸学院-菜食薬膳より。

スープを食べた感想
スープは非常にあっさりした味付けです。 きくらげはもうすこし、少ないほうが私の口に合うようにおもいます。 食べ物は『口に美味しい食べ物』、『身体に美味しい食べ物』と二通りあると思います。 薬膳料理は口にもう一つだが、身体に美味しい(滋養の薬)食べ物だと思います。
身体に美味しい食べ物、これは調理する温度が関係してくると思っています。