春、野の薬草とガーデンの薬草

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春の季節

梅、木蓮、桜の花も散り春も半ばとなり、畑ではエンドウの花が咲き実がみのっています。

春の季節は万物が目覚めて、成長を始める時季とされます。                    植物が芽吹き、動物が冬眠から目覚めるように、私たちも手足を伸ばして活発に動きたくなります、しかしまた、冬のあいだに積もった身体の悪い所も動きはじめるとも限りません。          その春を健やかに過ごす食養生のポイントです。

春の苦味が冬のあいだにため込んだ体の解毒をうながします

春の山菜  ヨモギ、クコ、タケノコ、うど、フキノトウ、わらび                   ここでは、ヨモギについてお話ししてみましょう、春になればそこ、かしこで野生のヨモギを見かけますし、またハーブ苗店でもヨモギ苗が販売されています。

ヨモギ  栄養豊富で女性に役立つ効能、ダイエットにも

ヨモギの栄養成分   100グラム当たり                           カルシユウム     牛乳の10倍                             鉄          ほうれん草の26倍                           ベエターカロチン   かぼちゃの4倍                                食物繊維       にんじんの4倍                           Microsoft Bing ヨモギ栄養成分表より参考資料   

ヨモギの薬膳効能                                      温めて生理痛も緩和、体を温める作用に優れ、血行を促進して肩こりや腰痛を緩和するほか、生理痛など、女性特有の不調を和らげるのに役立つ。                            食欲不振や、消化不良にも効果的で、貧血や痔の症状のもおすすめ。              参考文献 日本創芸学院  菜食薬膳講座

ヨモギと釜揚げしらすのおしたし

ヨモギの生葉約150~200グラムを重曹(小さじ半分程)又は塩少々いれ、お湯を沸騰させて3~4分湯がきヨモギのあく抜きをする。                                ゆであがったら、冷水でひやし、固く水気をしぼり一口大にカットする。                     味付け醬油を好みにかけ、お皿に盛り付けてシラスをまぶして完成。                    女性のビタミン、鉄分不足、カルシウムで貧血と骨粗しょう症の予防に

ヨモギの、お茶

上の写真は日本園芸協会より頂いたヨモギのお茶ですが、一般的に市販されているものです。    ヨモギ茶 効果効能                                              1  血液サラサラ効果                                            2  貧血予防、コレステロール値を下げる                               3  血行促進、デトックス効果                                         4  便秘解消   アマゾンジャパン ヨモギ茶の効能効果より。  

クコ

クコの木、春の若芽と若葉                                      クコの若芽と若葉を採取して、オリーブオイルで炒めてみましょう。

クコの若芽と若葉をオリーブオイルで、さっと炒めてだし醬油で味をととのえて白ゴマを散らします.                                             高血圧症や動脈硬化の予防に効果があると言われています。

春の苦味

いかがでしたか、味はお口にあいましたか?                            薬膳では食べ物の味を5種類に分けて考えています。                         酸味(さんみ)、苦味(くみ)、甘味(かんみ)、辛味(しんみ)、鹹味(かんみ(塩辛い味) 以上です。 良薬は口に苦しと言えるかもしれません。

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