初夏のはな、アジサイにも毒がある!!

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初夏を彩るアジサイにも意外と知らない毒を持っています

栽培されているアジサイ(紫陽花)の主な種類は『ガクアジサイ』、『アジサイ』、『ヤマアジサイ』、                                                  ヤマアジサイのうち、甘味の成分である、フィロズルチン配糖体の含有量の多い系統を、アマチャと呼んで、お茶の「甘茶」、として利用されています。 有毒部位  全株、特に葉、根、つぼみに含まれる、有毒成分は明らかにされていません、誤って口にすると30~40分後には、おう吐、めまい、顔面紅潮など起こします(厚生労働省)        

2008年6月、茨城県つくば市と大阪市のともに飲食店で、料理に添えられたアジサイの葉を食べ、食中毒を起こした症例が報告されています(厚生労働省)。                 2009年4月、岐阜県岐南氏の保育所の花祭りで、甘茶を飲んだ園児119人のうち28人が、30~1時間に嘔吐したと報告があります(厚生労働省)。                     料理には、アジサイの葉は添えないように、また濃い甘茶は避けるようにします。         参考文献  土橋 豊   園芸有毒植物図鑑 より               

鉢植えアジサイの育て方

ベランダでの鉢植えアジサイ  日がそこそこに当たるベランダであればいいでしょう、例えば午前中は日当たりがよく、午後からは日影、もしくは木洩れ日がはいる所が良いのですが、ベランダが南向きであれば、日照の強い日などは「すだれ」、かけて木漏れ日にするのも良いでしょう。                                               冬場のベランダで栽培  アジサイは冬の乾燥した寒風を嫌い、当たると枝先から枯れてしまいます。                                          枝先には花芽が付くので、枯らすと花が付かなくなります。 冬場の温度対策としては、壁際に置くとか,寒冷紗をかけます、冬の気温の低い寒冷地などでは、寒さに強いアメリカアジサイを選ぶと良いでしょう。

水やり   鉢植えの場合は、鉢の受け皿をつけて、夏場には鉢の土が乾いたら、朝、夕関係なくたっぷりと水やりします。

施肥   5月ごろに鉢植えのアジサイを購入したような場合は、花も咲いているでしょうから時々(1週間おきぐらい)液肥を与えるとよいでしょう。                          花が終わると冬までに、化成肥料などを2~3回少なめ(5号鉢なら大さじ2杯程度)お礼肥として与えます。                                               大切なのは12月~2月上旬に与える寒肥です、この時期は有機質肥料を与えます、5号鉢なら大さじ2杯程度を、2~3回あたます。

アジサイ、花後の処理

剪定  花後すぐに葉の付け根(花のすぐ下の葉)の上で剪定します。                  なお、アジサイは装飾花のため、がく片がいつまでも落ちません。                     緑色になつたら花の終わりだと思い剪定しましょう。                      また、梅雨の間は枝が伸びやすいので、飛び出た枝は、枝との分かれ目で切り取ります。     切り取りや、いらない枝の剪定は9月ごろまでに終わります。                  参考資料  日本園芸協会 プランツ&ガーデン No205 より

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