梅雨の心構え
この頃の日本の梅雨は、私ら(仙人)の若い頃に比べても、凄く蒸し暑く感じています。 そもそも若い頃は、熱中症と言う言葉はあまり聞いたことがないように覚えています。
これからの蒸し暑い季節を穏やかに過ごすためには、身体の消化吸収を担う、脾や胃の働きが重要になります。 湿度の高さで不快に感じるこの時季は、脾の働きが弱りやすく、食欲不振や消化不良などを起こしやすくなります。 この様な梅雨バテで食欲が低下したときこそ、胃腸を元気にする食事にすることで、梅雨も元気に乗り越えられます。
脾とは 消化吸収を担当し食材の栄養を全身に送ること。
梅雨のハーブ バジル(ホーリーバジル/トゥルシー)

胃に働いて、動きを活発にし、消化を促進する。 気を巡らせる作用でお腹の張りや、食欲不振の解消に役立つ。 女性には、血の流れの改善で生理不順にも良い。 辛味と体を温める作用で風邪による頭痛にも良い。
気とは、人体の構成と生命活動の基本となろもの。 気は、人が生きていくための根幹となるエネルギー源です。 目には見えませんが確実に存在し、絶えず動いて全身を巡っています。
赤ワインのバジル浸け

赤ワインのバジル浸け(ホーリーバジル/トゥルシー) 食前酒として、いかがでしょうか、ポリフェノールが豊富で私は大好きです。
参考資料 日本創芸学院 菜食薬膳講座より