王様の野菜ーー知って得するモロヘイヤの栄養価

私の菜園のモロヘイヤ、もう少しで収穫できそうです。
モロヘイヤの栄養素 ビタミン ビタミンA,C,K,Eが豊富で免疫力を高め、肌の健康を促進します。 ミネラル 鉄分、カルシウム、マグネシウムが含まれ、骨、血液の健康に寄与します。 食物繊維 消化を助け、腸内環境を整える効果があります。 抗酸化物質 健康をサポートし、老化防止に役立つ成分が含まれています、栄養価が高く、 け 健康によい効果が期待できます。
可食部100g当たりの比較
モロヘイヤ | にんじん | ほうれん草 | オクラ | |
ℬ-カロテン | 10,000ug | 6,900ug | 4,200ug | 670ug |
ビタミン C | 65mg | 6mg | 35mg | 11mg |
ビタミン E | 7mg | 0.4mg | 2.3mg | 1.4mg |
葉酸 | 250mg | 21mg | 210mg | 110mg |
水溶性食物繊維 | 1.3g | 0.7mg | 0.7mg | 1.4mg |
ℬカロテン 皮膚や粘膜の健康に不可欠 ビタミンC 美肌を作る ビタミンE 老化防止、血管の健康を保つ 葉酸 発育や、細胞の生産、再生を助ける 食物繊維 便秘を改善する
参考文献 トクバイニュース 記者 石川桃子-管理栄養士、健康食品ライター
薬膳 夏バテ防止に役立つモロヘイヤ
モロヘイヤ、夏バテや体がだるいときに、独特の粘りには胃の粘膜を保護し、消化吸収を助ける働きがある。 体の余分な熱を取って水分代謝をよくする作用があり、夏バテやのぼせのほか、体がだるく重いときにも良い。 ビタミン類が豊富で疲労回復にも良い。
夏バテ解消に役立つ、モロヘイヤとエリンギのお粥
エリンギ、体を潤して熱を払う作用から、ほてりや寝汗によい。 また、関節や筋肉の痛みを緩和するほか、痰、空咳、声枯れにも良い。 カロリーは少なく、タンパク質、ミネラル(カリウム、亜鉛、銅)、ビタミン類(B1,B2,葉酸、ナイアシン)が豊富に含まれている。
夏風邪の予防に 体を潤し、呼吸器官の機能を高めるエリンギと、体を温める力が強いニンニクの組み合わせが風邪を予防。
モロヘイヤとエリンギのお粥 体の余分な熱や湿気の排出に働き、ねばねば成分が胃を保護して消化吸収を高めるモロヘイヤ。 気を補う作用もあるエリンギとお粥にすることで、暑さはもちろん、冷房による冷え過ぎなどで消耗した体力の回復にも役立ちます。

材料(2人分) モロヘイヤ(葉のみ) 10グラム エリンギ 50グラム (写真のエリンギは冷凍庫で凍結させたものです、キノコ類は調理する前に一旦凍結させたほうがアミノ酸が(生キノコの約3倍に増え、旨みも栄養価も増える。) 米 1/2カップ(100ml) 水 3 1/2カップ 塩 小さじ1/2
作り方 1 モロヘイヤは1cmくらいの幅に切る、エリンギは1cm角に切る。 2 鍋に米と分量の水を入れ、エリンギを加えて火にかける。 煮立ったら火を弱め、お粥になるまで40~50分煮る。 3 2に塩とモロヘイヤを入れて混ぜ合わせ、火を止める。

上の写真は完成したお粥の写真です。 令和7年の夏は気温が高いせいか水道水の温度も高く、お粥の煮る時間は30分程度で完成しました。
参考文献 日本創芸学院、菜食薬膳講座text2より