秋に備えて生活をみなおす

残暑、ミントの花が咲きはじめました。 あと、五日ほどで秋の季節になります。
今年は、酷暑の初秋から、一気に加速して冬の寒さが近ずく晩秋になるかも知れません、夏に暑ければ、冬はより寒くなるといいますから。 秋は、他の季節と比べても変化の激しい時季になります、このむつかしい季節を乗り越える為に、酷暑の残暑を元気に乗り越えましょう。
残暑の過ごし方
9月に入っても、しばらく暑い日がつずきそうですが、日々クーラーの効いた室内にばかりにいて、汗をかかないでいると、体に良いとはいません。 お風呂はシャワーだけで済ますことが多いかもしれませんが、湯船に浸かることで、適度に汗をかくと、身体の代謝も上がります。 汗をかかないでいると、気の滞りや、代謝不足になり、秋以降の体調に不具合を生じることになりかねません。 残暑の季節でも、自然の流れに合わせてすごしましょう、食養生と共に、適度に汗をかき、夏の陽気を浴びて、身体を動かすようにしましょう。
養生食 すいかと緑豆の甘味
潤してむくみ予防にも
熱を取る作用から、暑い地域では暑気あたりの特効薬ともいわれる緑豆。 同じく熱を取り、潤す作用もある、スイカとコンビでデザートに。 水分の代謝アップにも働いて、夏のむくみに役立ちます。 プルンとした食感の白玉団子は温性で、冷やしすぎを防ぐ役割も。
材料 (2人分) スイカ 60グラム(正味) 緑豆 1/3カップ 氷砂糖 50グラム 白玉だんご 白玉粉 50グラム 水 大さじ3~4 ミント 少々 水 3カップ

作り方 1 緑豆は洗って、分量の水とともに鍋にいれ、30分ほど浸水させてそのまま火にかける。煮立ったら弱火にし、やわらかくなるまで煮て、氷砂糖を加え、溶けたら火を止めて冷ます。 2 白玉だんごをつくる。 ボウルに白玉粉をいれ、 分量の水を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、耳たぶ程度のかたさになったら一口大に丸める。 湯を沸かしてだんごを入れ、浮き上がってから1分ほどゆでて冷水に放し、粗熱を取る。 3 スイカは小角切りにし、器に1,2と一緒に盛り合わせ、ミントをあしらう。

参考資料 日本創芸学院 菜食薬膳講座 text no2より。